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湿邪ってなに?

「湿邪(しつじゃ)」とは、東洋医学において、体に余分な水分が溜まって体の不調が起こる状態を表す言葉です。特に湿度が高い梅雨の時期などに起こりやすく、「外湿(外からの湿気)」と「内湿(体内で生じる湿気)」に分けられます。



湿邪の主な症状


全身のだるさ、重さ、眠気


体のむくみ(特に下半身)


頭痛、頭重感、めまい


胃もたれ、食欲不振、下痢、軟便


関節の痛みやこわばり


皮膚の湿疹やべたつき



1. 食事


体内の余分な水分を排出したり、胃腸の働きを整えたりする食材を積極的に摂りましょう。



利湿効果のある食材(体内の余分な水分を排出する):


はとむぎ、小豆、とうもろこし、冬瓜、きゅうり、スイカ、緑豆、大根など


脾胃(消化器系)を温める食材:


生姜、シナモン、ネギなど(夏野菜は体を冷やす作用もあるため、生姜やニンニク、山椒などと一緒に調理するのがおすすめ)



避けるべき食材:


冷たい食べ物や飲み物(体を冷やし、湿邪を悪化させる)


油っこい食べ物(消化に負担をかけ、湿気が溜まりやすくなる)


甘い食べ物(湿気を増やし、消化機能を低下させる)


生の魚介類、アイス、冷たい飲み物


アルコール(体に水をため込む)



2. 運動・セルフケア


体内の気・血・水の巡りを良くし、発汗を促すことが大切です。



適度な運動: ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で軽く汗をかく。ヨガや太極拳も気の巡りを整えるのに良いとされています。


入浴: 38~40℃くらいのぬるめのお湯に10~15分程度、みぞおちまでゆっくり浸かりましょう。生姜やよもぎなどの入浴剤もおすすめです。



ツボ押し:


豊隆(ほうりゅう): 脛の外側、膝と足首の中間あたりにあるツボ。体内の巡りを良くし、余分な水分排出や胃腸の働き改善に効果が期待されます。


湧泉(ゆうせん): 足の裏、土踏まずのやや上にあるツボ。体内の水分バランスを調節し、血液循環を促進します。


体を冷やさない: 冷房で体を冷やしすぎないように注意し、靴下やレッグウォーマーなどで足元を温めるのも効果的です。



梅雨も始まったばかりですが、湿邪が深く入りこまないよう、自分に合った養生法でこれから来るであろう夏を乗り切りましょう。


 
 
 

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