top of page
検索

治療師か経営者か

更新日:2025年5月22日

SNS、YouTubeなどでは、若き治療家がどうやったら稼げるかと、あの手この手の治療法・・・・ではなくマーケティング法を研究し、その勉強会が盛んだ。


だよね、やっぱり私たち古いんだなとつくづく思う。


『治療は二の次三の次。そもそもお客さん来なければ、治療できないでしょ』と声高に高い目線から訴えかける動画が沢山出てて驚きました。


その昔になってしまうけど、治せば口コミで、繁盛治療院になると信じあの本この本あのこのセミナーに出かけて行ったものです。


果たして 繁盛治療院になったかと言われれば、?????でしたけど。そこで出会う人たちは、素敵で技術も去ることながら、色んなきっかけを頂いてきたものです。


その時の時代の流れは、耳ツボダイエット!! 最近また 話題になっているようですが、新しもの好き私は、ハマりました。


当時、津軽では当院が最初、青森県でも数件でした。話題を呼んでATVの「おしゃべりハウス」にも出さしていただきました。で、少しは繁盛し弘前に耳ツボ専門の分院出したりしましたが、数年やって、なんか性に合わないと思っている内に当時無かった『痩せる』をうたった大手エステがドンドン開店、そのせいもあったのか営業に対してネガティブになっていたのか。お客さんが激減。。


で、弘前店 廃業撤退。。。耳ツボダイエットは封印。当時、所属してた耳ツボ協会の手法にも性が合わなかったです。で細々と、五所川原治療院を継続


そんな折、介護保険が始まるちょっと前、当業界は保険による「訪問マッサージ」がはやり始め、まだ「訪問リハビリ」が無かった時代です。


これまた話題を呼んで新聞にも紹介して頂いたりで、まずまず忙しくなりました。

介護業界の方々とも親しくなりました。


そんな折、またまた逆風、とある施設で手続きの不備や関わった医師の不正などで、『訪問マッサージ』の保険請求ができ難い状態になり。激減。。


そんな折も折、介護保険が施行され当業界にも新しい風が吹き始める。

マッサージの資格が介保の中の『機能訓練指導員』となれたり、医療的基礎資格がケアマネ受験有利になったり、と全国で動き始めました。


モツケの私です。乗っかり、小規模機能訓練特化型デイサービスを立ち上げました。従業員も多い時で9名の経営者になった訳です。紆余曲折20年近くでした。


と まぁ。。色々やってきたので年も年だし、一定の成果は実感できたし、跡継ぎもいないしと、事業を承継してくれる所を探し始めていました。


国の施策が小規模推奨から大規模へ舵を変えました。近い将来 小規模経営はなくなると思ってます。どこの業界でもある事ですが、国の思惑に乗っかり、事業を始めても、梯子を外されるのが常です。


全国的に あんなに多かった小規模デイサービスはドンドン倒産。内の事業所もデイ単独ではこの地方に一件になりました。

よく頑張ったものです。


事業承継とはよく言いますが、これもまた、環境的には多分凄ーく難しいはずなんです。

時が来るまで頑張って、その時が来たら閉鎖も考えましたが、従業員・利用者さんの事を思うと閉鎖は心が痛みます。かと言ってズルズル引き延ばして、一気に倒産も大変な事です。


そんな折も折に良いご縁に恵まれました。色んな人に助けられ、目に見えないタイミングにも助けられ、なんて運がいい人生なんだと思います。


職員も体制もそのままと言う事で、めでたく勇退??? となった訳です。


あたしの場合 経営者から 治療師に転向です。 やっと ここまで来れたって感じです。 時間やお金に左右されず、時間のある時は出来なかった研究や勉強を重ね。当院のスタンスで良ければと言う患者さんには誠心誠意、時間を使える。


そんな治療室を実現することが出来ました。




 
 
 

最新記事

すべて表示
口コミ

私達の年代になると、口コミって治療院に行った患者さんが満足して、家族やお友達に「あそこの治療院いいよ・良くなった・いい感じ」と言うのが口づてに自然に伝わっていくことだと思ってます。本来は  “顔の見える信頼の連鎖”なんですね。 恐れ多くて此方から「口コミサイトに書いてくれ」と言うのはなんか違う気がするのはやはり古いんですよね。 信頼が信頼を呼んで、自然に広がるから時間もかかるが安定したリピーターさ

 
 
 
鍼灸の効果・安全性

ハーバード大学医学部が 患者向けに鍼灸の効果・安全性を 西洋医学の視点で解説しています。 https://www.health.harvard.edu/diagnostic_tests_medical_procedures/acupuncture-a-to-z 鍼 2026年2月11日 ハーバード・ヘルス・パブリッシング 主任医学編集長、編集諮問委員会委員、ハワード・E・ルワイン医学博士 によるレ

 
 
 
介護保険制度という時代を走り抜けて、そして今

いよいよ、2月一杯で介護業界と本当のお別れの時が来ました。   事業を譲渡してから一年半。後任が決まるまで治療院と二足のわらじで機能訓練指導員として関わってきましたが、ここで一区切りです。 これからは治療院一本に、心も体も注ぎます。   2000年、介護保険法が施行されました。   ある社会福祉法人に頼まれ機能訓練指導として嘱託していたことがありました。介護保険が始まった最初に見た現場は、理想とは

 
 
 

コメント


bottom of page