医師から見る鍼灸の魅力
- Yuichi Terauchi
- 2 日前
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去る7月4日5日と毎年恒例東北6県持ち回りの東北鍼灸マッサージ師会連合会学会が福島県磐梯熱海温泉ホテル華の湯で行われた。
症例発表は別の機会に譲るとして、記念公演が二講座あった。
一講座目の漢方薬でおなじみの株式会社ツムラの東京支店医薬情報課の田口晴一先生の【漢方薬のお話】に続いて、
二講座目はタイトルからして興味津々である。
「医師から見る鍼灸の魅力」
講師は、大泉鍼灸治療院院長/医師・鍼灸師の斎藤敦子先生である。
軽くプロフィールから福島県立医科大学卒業医師免許を取得後病理専門医として郡山市寿泉堂総合病院病理診断科と医師として勤務していた。なのに・・。
2008年福島医療専門学校鍼灸科に入学して現在は前段の病院を退職し、福島県で鍼灸院を開業していると言った経歴を持つ。医師としては働いてないと言う事である。
そもそも医師以外のものが鍼灸をする場合は鍼灸師免許が必要な訳で医師は何でも出来るのに敢えて鍼灸学校に入り勉強したと言う事である。
家庭事情から医師への道は決まっていたと言う事であるが、幼き頃に肩こりの母親へのツボ刺激で改善されたことに興味を持ったのが最初で、医学部の大学祭の出し物で耳ツボに興味持ったと言う事である。
先生曰く「最初から鍼灸師になりたかった。」と言う事であるが不思議な方である。
病理診断専攻となると数値と実態を明らかにし、病名を決めその決まった病名の治療をすると言う、超エビデンスが必要とされるエリアなのに鍼灸治療のそれも経絡治療を軸としていらっしゃる。
曰く、今60代以上の医師達にはことごとく馬鹿にされてきたと話された。「こんなに素晴らしい鍼灸治療をけなされ、とても悔しかった」と話された。今でこそWHOが認めたり各界で論文が発表されている。現代医学部では東洋医学に触れるカリキュラムさえあり、今の若い医師はとりあえずかじるが当時の医師たちの中では、うさん臭さしかなかったようである。
斎藤敦子氏は師として仰ぐは柳谷素霊だとしたが、私は彼女見て医師として先駆者的に鍼灸学に貢献した間中喜雄先生を思い出していた。こんな先生が沢山いたらとても嬉しいが鍼灸師は大変かもとも思えた一コマであった。



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