アスレチックトレーナー
- Yuichi Terauchi
- 2月26日
- 読了時間: 2分
2000年に介護保険法が施行され、2003年に参入したのですが並行して青森県にスポーツドクターの会と言うのがあり県内初のアスリートのケアを担おうとアスレチックトレーナー部会と言うのが立ち上げになりました。
認定スポーツドクターを中心に県内の理学療法士・柔道整復師・鍼灸マッサージ師からなる団体なのですが、それだけではなれない、もはや忘れましたが年に何十時間で二年かけて研修とスクリーニングが行われ認定試験の後活動できると言うものでした。
当時青森保険大学が研修会場で時に岩木山の健康センターで泊まり込み合宿も合わせてでした。私はと言うと、介護保険に参入したばっかりで、研修の時間調整がうまくいかず3~4年かけて公認を貰ったと記憶してます。研修は楽しかったですね。色んな土俵の方々とお話しでき、泊まり込みの際は一杯やりながら語らうと言うのは最高の時でした。
認定期間3年と言う短い期間の中でチョットだけ大会でケアさせていただいたことがありました。青森の総合グランドでの陸上大会です。クライアントはアスリートなので若いのが当然ですが数人ケアさせていただきました。そのうちの一人の女の子が競技後チョコチョコメンテナンスルームに入ってきて「ありがとうございましたぁ」と明るい声で私に話しかけてきました。ニコニコ笑いながら「自己ベストが出ました」って。
いや~嬉しかったですね。多分私のケアと関係はないとは思いますがそもそも私はスポーツ専門にしてないし、こちらのスキルアップのためにやらさせていただいた、言わば初級者です。でも若いと言う事は、反応が早いのに驚きました。
その頃の私のクライアントは、殆どが高齢者でしたからね。
このトレーナー研修で学んだ事はアスリートのパフォーマンスアップですが、当時介護の世界でも介護予防と言う概念が出始めたころで、高齢者を立つ座る歩く生活動作と言う活動のパフォーマンスアップと何ら変わりはないと言う事です。勿論、刺激や量の強弱はありますけどね。解剖学的にはついてる筋肉神経は同じですからね。どの筋肉を鍛え、どの筋肉を和らげる、関節を柔軟に保つ。速く走るためにはどうしたらいい→安全に歩くためにはどうしたらいい。ですね。過去のものをお見せして恐縮ですが、思い出の品です。
来年青森スポ大会があります。我々の仲間が活躍する事でしょう。

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