カッピング(吸い玉療法)について
- Yuichi Terauchi
- 4月16日
- 読了時間: 2分
最近「先生の所でもカッピングやってるのですかぁ? 良くYouTubeとかでやってるから、体に良さそうなんだけど、すごく痛いんでしょ」って何人かに聞かれました。
ん??????痛い?????
全然 痛くないですよ。すんごい 気持ちいいし、さっぱりこんです。
って事で私もYouTube覗いてみました。若いモデルの様な可愛い子が悶絶している動画ばかり出てきました。
確かにインパクトありますよね~ 。これらYouTube含めたSNSは先ずは、インパクトを与えスクロールする閲覧者の手を止めるところから始まりますからね。
で、最後は 「すんごい 効きましたぁ。 身体が楽になりましたぁ」 ジャンチャンで終わるのが常ですが。
確かに この終わり方は、その通りで、すんごい 楽になるし、すべてとは言いませんがそれなりに症状緩和を期待できます。
が悶絶の痛さは、 ありゃ パフォーマンスですよ。そりゃ絶対数の多い都会では、あれを見て あの治療を受けてみたいと思う患者もいるかも知れませんが。大半は、あんなに痛いのなら止めておこうと思うのが当たり前です。
100% 治るって補償があるのならまだしも、東洋も西洋も治療に100%は、あり得ません。
確かに、陰圧の圧力をあげ、スライドさせると痛みはあります。そりゃそうでしょ、想像しなくても痛い。じゃ 痛ければ効くのかって ? そうじゃない。 その方に合った圧力で、はんなりさせて自律神経を調整して行くわけです。
きもちいいい~ で、 軽くなりましたぁ~ が カッピングです。
鍼もマッサージもそうですが、施術者の考え方色々ですが、私は痛い治療は、痛いと思うだうだけでも、緊張するし筋肉は硬直します。患者さんを構えさせてしまいます。
リラックスできてこそ効果を導き出せると思っています。
そもそも 副交感神経優位にしたければならない治療が、痛いと言う身構えは逆の交感神経優位になってしまうのです。

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